□スポーツ少年団,中学,高校部活動選手のための足病学
 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期足長(足の大きさ)は女性は13歳,男性は14歳でほぼ決定します。
☞second chance |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期骨端線閉鎖。
足の骨端線の閉鎖時期を示したものです。
最終的には20歳以上で閉鎖する骨もありますが,縦軸の成長が止まる(身長の伸びが止まる)時期は女性で17歳,男性で18歳です。
☞third chance
|  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期「脛と踵の相対的な位置関係は容易に破綻する。」と謂われています。 |
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 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期何もしないで,本当に足は真っ直ぐなるのでしょうか。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期足部アライメント破綻の様子を描いたイラストです。
破綻し易い踵と距骨が過回内すると,その前にある舟状骨と立方骨が運動連鎖によって沈み込みます。中足部は第2中足骨を中心に内外に広がります。殊に,第1趾列(内側楔状骨ー第1仲足骨)は内転(内側)に開きます。第1趾骨は同じように内転せず,(伸筋腱・屈筋腱の作用により)外転します。移動,歩行時の足尖離地の際,蹴り出し期に趾骨は外転しているために外反(外返し)します。これが外転外反母趾の機序です。
第3・4・5趾列は外転して広がりますが,
歩行周期の踵離地時,腓骨筋の作用によって浮き上がり,その際内反(内返し)します。
内転内反小趾という現象になります。
第3趾,第4趾が同様な状態になった場合は,カーリー変形と称します。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期距骨下関節過回内が下腿に与える影響。踵が外側に傾いていると,下腿(脛)が内旋します。 |
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 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期足尖(つま先)を進行方向に向かって真っ直ぐにすると,膝蓋骨(お皿)が内側に向きます。squinting pattella(薮睨み膝蓋骨)という現象が起こります。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期反対に膝蓋骨(お皿)を進行方向に向けて真っ直ぐにすると,足尖(つま先)は外側に向きます。“toe-out”,“そとわ”と謂います。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期脛腓内反の割合は98.3%である。
(Macpoliによる)
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 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期脛腓内反
現実には多く見られる現症です。
逆に,足が地面に対して真っ直ぐ立っているというのは,臨床家,及び、皆様方の理想なのかもしれません。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期歩容を前から評価します。
少ないエネルギーで効率よく歩行することが正しい歩行形態です。
顔の向き・肩峰のライン・上前腸骨棘(骨盤のライン)・膝蓋骨(お皿)の向き・足尖(つま先)の向き,及び,体幹の捻れがないか観察しています。
project2 足と基本動作のマネジメント |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期歩容を後から観察します。
肩峰のライン,体側(腋の空き具合)等を観察しています。
project2 足と基本動作のマネジメント |
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 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期姿勢,後面
肩峰のライン,両腋の面積,シンメトリーかどうか観察しています。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期first chance,second chance,third chanceまでに,何らかの人為的方策を施しましょう。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期足の体操3
後脛骨筋エクササイズ |
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 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期後足部アライメント計測
ステンレス製の角度計は,皮膚面に密着しないため,正確な計測は不可能です。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期後足部アライメント計測
プラスチック製の角度計は皮膚面に密着しますが,目盛が5度刻みのために正確性に欠けます。 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期足と靴のマネジメント
靴ひもは何のためにあるの? |
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 部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期大きすぎる靴 |  部活動等スポーツ選手のための「足病学」発育発達時期小さすぎる靴 |
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