 子育てママのための「足病学」お子様の足は真っ直ぐですか?下肢の形状の一般的な説明です。
生誕後から1歳(処女歩行)までは不明。
1歳児から2歳までO脚で踵は内反しています。2歳頃踵接地歩行が可能となると,X脚,踵外反します。3歳頃がX脚のピークで,6歳頃下肢の形状(足の形)は正常に戻っていきます。この変化は正常な発育発達の過程です。
|  子育てママのための「足病学」 お子様の足は真っ直ぐですか?しかしながら,6歳以降下肢の形状はX脚のままです。脛骨大腿角度(FTA)は通常,176°です。つまり,ほとんどの方はX脚のままであると謂えます。 |  子育てママのための「足病学」お子様の足は真っ直ぐですか?0歳児から1歳まで下肢(足)の状態はO脚です。それに伴って,踵の状態は内反(内側に傾く)しています。1歳前後で処女歩行が始まりますが,歩行形態はつま先立ちの状態です。真ん中の写真の乳幼児です。2歳前後で,踵接地歩行が出来る状態になります。そうすると,下肢(足)の形状はX脚になり,踵は外反(外側)に傾いていきます。
※「処女歩行が早い乳児は,高齢者になると変形性膝関節症になり易い。」という研究論文の報告があります。
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